ヒオウギ貝 採れたてレポート(2021年春)

ヒオウギ貝は古くからの浅茅湾(あそうわん)の名産品。

こぶりのホタテのようなカラフルな貝。貝殻の直径7~8cm。
こぶりのホタテのようなカラフルな貝。貝殻の直径7~8cm。

4月末までの、卵を抱えてふとりきったぷりっぷりのヒオウギ貝を、今年は緊急大特価で多くのお客様に楽しんでいただきました!全国にヒオウギのファンが増えたかな~♪

ヒオウギ貝のライフサイクル

ヒオウギ貝は5月に水温が上がり始める頃に卵を吐くため、その直前の4月、5月が一番太っていておいしい!

卵を吐いたヒオウギ貝がまた太り始めるのは9月以降。

(夏を越せなくて死んでしまう貝も多いんだとか。)

11月ころから美味しくなって、年末頃が一番発色がよく、

卵をかかえた4月がまさにおいしさのピーク!

来年も楽しみにしていてくださいね!

ヒオウギ貝の産地

さて、対馬のヒオウギ貝は、よその養殖産地と違って「種」を買うことはしません。
浅茅湾(あそうわん)に生育している天然のヒオウギ貝の卵を捕まえたら、それで養殖できるんだそうです。

世界有数のリアス式海岸をもつ、浅茅湾。古代からの生命の宝庫。

5月中旬、美津島町・黒瀬(くろせ)にある養殖所のひとつを訪ねました。

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手前にあるのは2~3センチいかないくらいのちっこい稚貝。

海から上げた稚貝のかごから取り出す作業を、90歳になるおばあちゃんが、バリバリ現役でこなしているところ。
これが1年で出荷できるくらいまで成長します。

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こちらは穴の開いたざるで、ヒオウギの稚貝を選別しているところ。

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1つの養殖所で何万個も作業します。

とっても根気のいる仕事です。

おじちゃん、がんばれ!

ヒオウギ貝は、海の中のカゴに吊るしておくだけで育ちます。

餌やりなどは必要ないけれど、2カ月に1回水質検査をしたり、

出荷前には藻や泥で汚れた貝殻を磨いたりしないといけないため、

地味に手間がかかります。

生産者さん、ありがとう。

来年も立派なヒオウギがとれますように!

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