ヒオウギ貝は古くからの浅茅湾(あそうわん)の名産品。



4月末までの、卵を抱えてふとりきったぷりっぷりのヒオウギ貝を、今年は緊急大特価で多くのお客様に楽しんでいただきました!全国にヒオウギのファンが増えたかな~♪
ヒオウギ貝のライフサイクル
ヒオウギ貝は5月に水温が上がり始める頃に卵を吐くため、その直前の4月、5月が一番太っていておいしい!
卵を吐いたヒオウギ貝がまた太り始めるのは9月以降。
(夏を越せなくて死んでしまう貝も多いんだとか。)
11月ころから美味しくなって、年末頃が一番発色がよく、
卵をかかえた4月がまさにおいしさのピーク!
来年も楽しみにしていてくださいね!
ヒオウギ貝の産地
さて、対馬のヒオウギ貝は、よその養殖産地と違って「種」を買うことはしません。
浅茅湾(あそうわん)に生育している天然のヒオウギ貝の卵を捕まえたら、それで養殖できるんだそうです。

5月中旬、美津島町・黒瀬(くろせ)にある養殖所のひとつを訪ねました。

手前にあるのは2~3センチいかないくらいのちっこい稚貝。
海から上げた稚貝のかごから取り出す作業を、90歳になるおばあちゃんが、バリバリ現役でこなしているところ。
これが1年で出荷できるくらいまで成長します。

こちらは穴の開いたざるで、ヒオウギの稚貝を選別しているところ。

1つの養殖所で何万個も作業します。
とっても根気のいる仕事です。
おじちゃん、がんばれ!
ヒオウギ貝は、海の中のカゴに吊るしておくだけで育ちます。
餌やりなどは必要ないけれど、2カ月に1回水質検査をしたり、
出荷前には藻や泥で汚れた貝殻を磨いたりしないといけないため、
地味に手間がかかります。
生産者さん、ありがとう。
来年も立派なヒオウギがとれますように!